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【体験レポ】ワイワッシュツアー情報&オススメ準備|2024年

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こんにちはー!アビーです

今回は世界で2番目に美しいトレッキングと言われるワイワッシュ(Huayhuash)の基本知識と現地ツアー情報・準備のレポートです

実際のルートの解説や難易度などは下記の記事で詳しく写真付き説明しています

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この記事はこんな人にオススメ
  • ワイワッシュについての基本情報を知りたい
  • ツアーの内容を知りたい
  • 準備や必要な物は何?

私たちはトレッキングの綺麗な場所があるんだ〜という知識のみで、ペルーのワラスに到着しそこから体験済みの友人やツアー会社、ネットで情報を調べてツアーに参加しました

ラテンアメリカ旅行中の通過地点として知識ゼロ・準備ゼロで行ったので現地でツアーに参加するまで2週間を費やしましたがその分情報は色々なところから仕入れました

日本語での情報がまだまだ少ないので、体験談として参考になれば嬉しいです

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それでは詳しく見ていきましょう!

ワイワッシュ基本情報

  • ベストシーズン:乾季の6月~10月頃
  • トレッキングの期間: 通常は8日から12日程度
  • 総距離: 約120kmから130km
  • 標高: トレイルの最高地点は5,020m、平均高度は4,000m前後

標高が常に4000m前後と高い為、トレッキングを始める前に高度に順応する事が重要です

拠点となるワラスの町の標高が約3000mなので少なくとも3,4日は滞在し、出来ればラグーナ69(4060m)などのデイトレッキングなどをして体を慣らす事をすすめられました

長ければ長く高度順応に時間をかけるのが望ましいです

私たちは3500m前後のエリアに約1ヶ月半いたので高山病の症状もなく、息切れ等も感じませんでした

アクセス

  • 最寄りの大都市: リマ(ペルーの首都)
  • 最寄りの中継地点: ワラス(Huaraz)リマからバスで約8時間

ワイワッシュ山群に行くにはワラスという町が拠点になります

ワラスから車で4時間ほどかけてワイワッシュトレッキングのスタート地点に行きます

ワラスに到着したら凄い自然があるのかと思っていたら、混み合った町でした

ワラスが拠点で、デイトリップ等行くにも車で3~5時間かけてトレッキング地点まで行くのでスタートするまでなかなか遠いです

ワイワッシュの3つのトレッキング手段

  1. ガイド付きツアー
  2. 完全個人トレッキング
  3. 荷物運びのロバをレンタルトして個人レッキング

それぞれのレベルに合わせてどのようにトレッキングを行うか決めるといいです

ツアーを使わない場合はテントや寝具、調理道具を持参するか、ワラスにあるレンタルショップでトレッキングに必要な器材は全て揃えることも可能です

ガイド付きツアー

一番人気で、体力に自信のない人やトレッキングに集中したい方向け

  • 通常8~10日ツアー(時期によって4日のミニワイワッシュツアー)
  • 平均1500~2000ソル【ツアー会社によって370ソルの入場、使用料追加】
  • 食事・キャンプ用品・水等全て込み

一番安心で心配が少ない方法です

プロのガイドが付き、ツアーには荷物を運ぶロバと何かあった時の為の人を乗せる馬が同行します

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高山病で歩けなくなった時に、馬に乗る選択があるのは大きいです

キャンプサイトに到着したらテントを設置してくれて、ご飯やお水も用意してくれます

歩く事に集中でき、トレッキング中に必要な飲料・スナック・防寒着等のみ自分で運ぶため軽く、不安要素を減らす事が出来ます

完全個人トレッキング

トレッキングに慣れていて15kg~20kgを背負いながら8時間歩ける人向け

  • 通常7日~好きなだけ
  • 370ソルの入場、使用料とワラスからの交通費
  • キャンプ用品・食事等全て自身で準備して運ぶ

キャンプ用品があるなら一番安く、自分達の好きなようにトレッキングをアレンジできるので慣れている人にはオススメです

ワラスの町にはキャンプ用品を借りれるレンタルショップはたくさんありますが、フリーズドライなどのキャンプ食を扱う店はありません

7~10日の食事を運ぶとなるとかなりの重量になるので、ツアーを利用しない場合は日本からキャンプ食を持って行きましょう

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個人でトレッキングしている人は多数いました

荷物運びのロバをレンタルトしてレッキング

キャンプ用品等を運びたくない方向けのガイドなし個人トレッキング

  • 通常7日~好きなだけ
  • ロバ1日60ソル / ロバ使い1日80ソル
  • 370ソルの入場、使用料とワラスからの交通費
  • キャンプ用品・食事等全て自身で準備して運ぶのはロバ
    ※ロバとロバ使いのご飯もこちらで準備

個人でトレッキングはしたいけど、20kgの荷物を運ぶのが不安な方はワイワッシュのスタート地点でロバが借りれます

ロバが荷物を運んでくれて、ロバ使いも1人いるのでその分料金はかかりますがトレッキングに集中できるのでいいです

2人で行く場合にロバを借りて、全部の器材をレンタルした場合ツアー会社で申し込むのとほぼ同じ値段の計算です

ワラスの町にあるツアー会社に行けば親切にルートやロバの手配方法など教えてくれました

Andean Kingdomツアー会社は特に詳しく説明してくれました

ツアー詳細【体験談】

  • ツアー会社:Huayhush Adventure
  • 料金:10日間2000ソル(入場、使用料込み)
  • テント・マット・寝袋・食事・水込み
  • 荷物運びドンキー・緊急用の馬込み
  • ツアー人数:7人

私たちはローカルの友人や、体験した友人のアドバイスをもらいHuayhuash Adventureでツアーを申し込みました

通常は8日のツアーも開催していて1500ソル(入場料等込み)です

結果すごく良かったです!

  • エージェントではなく、直接のオペレーション会社
  • 器材の状態がいい
  • マットの厚みが厚くて寝心地が良い
  • 毎日違う晩御飯で美味しい
  • スケジュールがしっかり決まっている
  • ガイドもロバ使いも凄く気が利いて助けてくれる
  • 少人数でリラックス出来た

町の他の会社はツアーエージェントが多く、他のエージェントで申し込んだ人たちと当日は合算して10~16人等でトレッキングし現地でのオペレーションは別会社の場合があります

Huayhuash Adventureは他のグループとは合算なしで、この会社が雇っている専用ガイドとロバ使いがずっと付き、オーナーが送迎もしてくれて見送りをしてくれました

終始とても安心出来て、連絡はワッツアップでとるのですが返答も早かったです

英語とスペイン語でのやり取りとなります

また、ツアーには防寒着や雨具・ポールなどは含まれないので必要な人は町のレンタルショップで借りてきましょう

私たちはトレッキングポールとトレッキングシューズを10日レンタルして300ソルでした

Huayhuash Adventureでの支払いはクレジット可能ですが手数料が6%かかるので現金をATMで下ろすのがおすすめです

Revolutのカードを使ってmultiRed銀行でお金を下ろすと手数料無料ですのでペルーではmultiRed銀行のATM一択です

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スケジュール

日によって歩く時間は違いますが、スケジュールは下記の感じです

5:00 起床
5:30 朝ごはん
6:30 出発
12:00-15:00 到着
18:30 晩御飯
19:30 就寝

朝ごはん中に日が登り始めて、晩御飯中に日が沈むスケジュールです

トレッキングが短い日は12:00には次のキャンプ場に到着するので自由時間がかなりあるので本等あるといいです

食事

トレッキングが始まったら全食事用意してくれます

朝ごはん:オートミール・パンとジャム・フレンチトースト・パンケーキ等

スナック:フルーツと2つのお菓子(トレッキング中持参)
レッキングが6時間以上の場合は簡素なサンドウィッチも用意してくれます

ランチ:パスタ・スープ等

晩御飯:スープと毎日違うタンパク質のメインディッシュ

晩御飯は牛肉炒めからチャーハン、釣ってきてくれたマスフライなど毎日違い美味しくボリュームタップリです

最終日には、南米で有名なパチャマンカという土に埋めて調理する羊肉の料理のオプションもありとっても美味しかったです

パチャマンカに関しては、羊一頭を買ってその場で解体して調理するのでグループで食べたい人で割り勘をするオプションで私たちは1人50ソルで大満足の最終日ディナーでした

テント

2人で3人用のテントを利用します

1人参加の場合は、グループ内の誰かと相部屋になるので気になる人は追加料金を払って1人で利用も可能です

おすすめ準備と持ち物

持ち物紹介

ロバが運んでくれるので、必要物はしっかり持っていきました

専用のロバに持たせるカバンを貰い、私たちは2人で1つのカバンに約5kg程詰め込んで良いよとの事でした

必需品の持ち物
  • 日焼け止め
  • 大きめ水筒
  • 筋肉痛塗り薬
  • 下痢止め・整腸剤
  • 各種風邪薬
  • ダイアモックス(高山病薬)
  • 歯磨きセット
  • トイレットペーパー2日で1ロール計算
  • 赤ちゃん用お尻拭き
  • 保湿剤
  • モバイルバッテリー/ソーラー充電器
  • マイクロタオル
  • ヘッドトーチ
  • 石鹸
  • 追加のスナック(ナッツやチョコバーなど)
  • 日数分ゴミ袋

高所に行くと、むちゃくちゃガスがお腹に溜まります

グループ7人のうち3人がガスに苦しみ、5人が常にお腹を下していました

整腸剤や下痢止め等の薬があると良いです

その為トイレに予想以上に行くので通常以上のトイレットペーパーが必要です

一応3日目と7日目のキャンプ場に売店がありますが、町の2倍の価格になります

10日ツアーの場合、天然温泉に寄るルートもリクエスト可能なのでその日は水着着用で体が洗えます

他は毎日赤ちゃん用のお尻拭きがお風呂代わりになります

トイレはキャンプ場にありますが、お粗末です

5~8時間のトレッキング中はトイレがないので、岩裏がトイレになります

使用済みの紙を入れるゴミ袋を日数分持っていく必要があります

服装と装備品

夜はものすごく寒く、朝は外にある物は凍っているレベルの寒さでマイナス温度です

寝る時や晩御飯を食べる時はボトムス3枚・トップス4着とダウンジャケット等全ての洋服を着込んでました

朝は6:30に出発してましたがまだまだ寒く、日中は暑いですが高度で紫外線が強い為半袖を使うことはなかったです

その代わり汗をかいても乾きやすいリネン等の長袖でトレッキングしました

服装と装備品
  • 下着類3セット
  • 分厚いトレッキング用ソックス
  • ウォータープルーフ上・下
  • ダウンジャケット
  • メリノウール長袖・長ズボンインナー
  • 薄手ウールセーター
  • トレーナー
  • トレッキングパンツ
  • 薄手レギンス
  • リネン長袖
  • ウールハット・手袋・ネックウォーム
  • トレッキングスティック
  • 腰ベルト付きトレッキング用リュク
  • 日除け帽子
  • サンダル

インナーとウォータープルーフに関しては、スポーツブランドの機能性がいい物をおすすめします

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プラスであったらいいアイテム

下記は他の人が持ってきていたり、持って行ってよかった物の紹介です

  • 経口補水液やポカリ粉末
  • 体力回復系サプリ
  • フィルター付き水筒
  • 双眼鏡
  • トレッキング機能付き時計
  • エアー枕
  • 着圧ソックス
  • 暇つぶしの本等

グループ内の1人が高山病が酷く嘔吐をしており、粉末の補水液が役立ちました

嘔吐がなくともトレッキング中に摂取できるのであるといいです

2泊等ですと通常カバンを枕にして寝るのですが、9泊のツアーとなるとエアー枕はあってよかったです

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飲料水は川の水を沸騰させて冷やして配給してくれますが、川の周りには牛や馬の糞が大量で不純物が多いです

お水でお腹を壊すこともなく味も大丈夫でしたが、気になる方はフィルター付き水筒を持っていきましょう

ワイワッシュツアー情報&準備まとめ

  • ベストシーズン:乾季の6月~10月頃
  • トレッキングの期間: 通常は8日から12日程度
  • 総距離: 約120kmから130km
  • 標高: トレイルの最高地点は5,020m、平均高度は4,000m前後
  • 通常8~10日ツアー(時期によって4日のミニワイワッシュツアー)
  • 平均1500~2000ソル【ツアー会社によって370ソルの入場、使用料別料金】

個人でトレッキングをしたい場合は日本からフリーズドライ等の食事の準備をしてくる必要がありますが他は全て現地で揃います

レンタルショップや登山グッズ店も多数あるので私たちのように飛び込みで行っても何とかなります

ですが、やはり安く済ませたり便利な粉末飲料などは日本で購入して行くのをおすすめします

ツアー会社を選ぶ際は、グループの人数が今のところ何人かを聞いて答えてくれる会社は直接のオペレーション会社で、分からないと答えられたらエージェントなので他のグループと合算です

私たちがトレッキングしていた時に、最大で16人程の大きなグループを見ましたが大きくなるほどガイドからの目が届きにくくなるので小さいグループをおすすめします

私がトレッキングをしたHuayhush Adventureでの見積もりや、予約紹介が必要な方はお問い合わせから連絡をもらえれば対応も可能です

ぜひワイワッシュトレッキングの詳細を知って頂いて、挑戦する後押しになれば幸いです

それでは〜!