こんにちはー!アビーです
今回は月経カップの説明と、私のおすすめ商品を紹介したいと思います
- 月経カップって危なくないか不安
- どうやって使うのか知りたい
- おすすめの商品を知りたい
数年前に日本で話題になった新い生理用品の月経カップがありますよね
私はニュージーランドにいた6年前に月経カップを知り、そこから使い始めて現在も利用中です
海外のヨーロッパやアメリカではカジュアルに利用されていますが、日本では認知度はあっても利用度は低く
危ないのかなぁ?や衛生的じゃないんじゃないかなぁ?などのマイナスな声が多く不安に思っている方が多い印象です
6年利用している私は定期的に産婦人科にも通い婦人検査をしていますが、異常もなく過ごしています
今まで色々なカップを試してきたので、個人的な感想と共に詳しく解説していきます
この記事を書いた人
- 海外在住7年目
- ダイビングインストラクター
- 海がある国を定期的に移動しながら定住中
- 現在はオンラインとダイビングで仕事
ワーホリ・留学・バックパッカーを経験し海外の自由な雰囲気が好きで海外で暮らす為に色々な手段を試みる…
インストラクターも海外で暮らすための手段の1つとして働いてます!
それでは詳しく見ていきましょう!
月経カップとは?
生理用品の1種でシリコン製のカップを直接膣の中に挿入して経血を溜めておく生理用品です
経血の量によりますが
一般的には6~12時間程度まで装着しっぱなし可能で、経血が溜まったらカップを取り出してまた装着します
洗って繰り返し使えるので、1つの月経カップを生理中の数日間使います
月経カップは、医療グレードのシリコン製で出来ているものが多く体内に装着していても安心な素材です
1つの月経カップの使用期間
医療用シリコン製のものですと数年〜10年は持つと言われています
経験上今までありませんが、シリコンが硬くなったり破れたり劣化してきたら替え時と言われています
私は経血の色が付着して取れなくなってきたなぁと感じたら買い替えていて
3年程利用して新しいものに買い替えました
月経カップの値段
月経カップの値段は約2000円〜5000円程度です
熱湯洗浄用のカップが付属していたら少し高くあります
1回の生理にかかるコスト例
1日6枚ナプキン使用×5日=30枚
30枚=約600円
3ヶ月〜5ヶ月のナプキン購入金額が、月経カップ1個分の値段です
1度購入すると数年は利用可能ですので経済的にとってもお得です
月経カップの使い方
装着方法
- 手を洗う
- 犬が尿をするときの様に片足を膝ほどの位置にかけて股を広げる
- 月経カップを折りたたむ
- 利き手で折りたたんだカップを持ち膣内に挿入※
- 第二関節あたりまで押し込んだらゆっくり離しててカップが広がるのを確認
- カップの突起部分を少し引っ張っって抜けなければOK
※挿入時にお腹側に添う様に入れてみて下さい
こちらはソフィの月経カップ講座Youtubeです
装着方法が分かりやすく解説しているので是非確認して見て下さい
少しでも違和感を感じたら、いい位置に挿入が出来ていないのでもう一度取り出して再度挿入しましょう
慣れるまでは戸惑うかと思いますが、慣れれば10秒で装着できる様になります
最初のうちは小さめのカップから試してみるのもおすすめします
取り出し方
- 手をよく洗う
- 片足を膝位置まで上げてどこかに置いて股を開く
- 膣に力を入れていきむ
- 利き手を膣に入れて月経カップの先端を摘んで凹ませる※
- そのまま月経カップを引っ張り出す
- 経血を便器かシンクに流して水で洗って再度装着
- 再度使用をしない場合は煮沸消毒して保管
※カップの突起部分だけを引っ張って取り出さない様にしましょう
カップの先端を凹ませて密着を解除したらスルッと取り出せます
衛生管理は生理期間が終わった後、カップをしまう前に煮沸消毒で大丈夫です
利用の度に煮沸消毒をする必要はないと言われています
煮沸消毒の方法
煮沸消毒は下記のような電子レンジ対応ケースに入れて3~5分チンするだけで完了します
気にしない方は適当なレンジ対応のマグカップに月経カップを入れて3~5分チンで大丈夫です
月経カップの選び方とオススメ3選
- 月経カップを専門で作っていてHPがあるブランド
- 医療用シリコンを使用している
- 空気穴があるもの
- 安さに惑わされない
月経カップにはサイズがあります
過去に出産経験はあるか等で膣の大きさは変わります
月経カップを専用で作っている会社はS/M/Lと3サイズ展開しているブランドが多い印象です
また必ず医療用シリコンを使用しているものを選びましょう
安さではなく、安全で実績のあるブランドを選ぶことをお勧めします
月経カップおすすめ3選
1. AllMattersのMenstrual Cup
世界的に有名なAllMattersの月経カップで私は現在これを利用しています
柔らかめではなくしっかりした弾力感があるので中でしっかり開き、慣れてきた方にオススメです
使用時間は12時間まで可能でお値段は24€
サイズは3展開で
Aー出産経験なしの大人・Bー出産経験あり・Miniー子供向け
24€以上の買い物で送料無料で世界中に発送可能です
残念ながらamazon等での販売等はなく公式ウェブサイトからの購入のみ可能です
2. メルーナの月経カップ
こちらはドイツ製で2009年からある老舗の月経カップです
私が初めて使った月経カップはこれになりますが、3年利用しました
AllMattersと同じく比較的弾力性があるので折りたたんでから挿入したらパカッと膣内で開いてくれます
持ち手がリングタイプで初心者の方には取り出しやすくオススメです
サイズは4展開あり、色味も9種類あります
出産経験のない私は痩せ型168cmでMサイズがちょうどです
3. Super Jennieの月経カップ
こちらはアメリカ製の月経カップでもちろん医療用シリコンを使用していて安心です
最長12時間使用可能で、サイズは2展開ありSとLのみですが出産経験のない方はSサイズで十分な大きさです
柔らかすぎず、弾力がありすぎずで丁度いい硬さがお気に入りです
とにかく漏れなささが優秀な月経カップです
SuperJennieのAmazonページはビデオ付きでとても分かりやすく説明があるので是非見て見て下さい!
番外編:合わなかった月経カップ
日本に帰国した際にソフィから月経カップが出ていて、日本製だし何か画期的かと思い試してみました
カップはすごく柔らかく折り畳みやすさと挿入のしやすさは良かったのですが
中で開き辛く指で摘んだりしてカップが開くのを調整しないとダメで私には合いませんでした
柔らかすぎるのは要注意だなと学んだカップです
6年利用している感想【メリットとデメリット】
私はダイビングインストラクターでもあるので、月経カップは人生を変えてくれました
特に旅行中やダイビング中にいちいち変えなくていいのがとっても楽です
私は1日目・2日目のみ経血量が多いので最初の2日のみ3回取り替えます
8:00→家を出る前に交換
16:00→帰宅後交換
23:00→就寝前に交換
8:00→家を出る前に交換
19:00→お風呂の時に交換
最初の頃付け心地重視で、月経カップの容量が小さいのを選びカップに経血がすぐ溜まって漏れる時がありました
その様な時は生理用パンツも併用して過ごしていました
使い慣れていない方や、初めて使う方は小さめを選び生理用パンツと併用し、慣れてきたらサイズを上げてみるのもいいかと思います
月経カップのメリット
- 交換頻度が1日に2、3回のみで楽
- ナプキンを持ち歩かないでいいので楽
- 匂い・蒸れがなく衛生的
- コスパがいい
- 泊まりに行った時などナプキンを捨てる場所に困らない
一度慣れたら本当にメリットしかありませんので、外出が多い方やスポーツをされる方には特におすすめです
月経カップのデメリット
- 装着時、交換時に指が汚れる
- 慣れるまで少し時間がかかる
- 爪が長いと危ない
- 医療用シリコンが用いられてますが、ゴムアレルギーの人は注意が必要
日本で月経カップが普及しない理由の一つに日本のトイレと海外のトイレの違いがあると思います
海外ですと、トイレとシンクシャワーが1つの部屋でカップを交換した際に水洗い出来る場所がありますが
日本ですとトイレに手を洗うシンクはなく、トイレの上にサラッと手を洗うだけの場合が多いので変える時に困る場合があります
その時は水洗いせずに再度装着して、指をトイレットペーパーで拭いたのちに手洗い場で手を洗っています
家のトイレの中に手洗い場がない場合は、お風呂場で変えるのもありですよ
月経カップのまとめ
- シリコン製のカップを直接膣の中に挿入して経血を溜めておく生理用品
- 1度膣内に挿入すると6~12時間変えなくていい
- 1個の月経カップは数年〜10年程利用可能
- 値段は約2000円〜5000円
- 少し高くても医療用シリコンを使ったブランドの物がおすすめ
過去にタンポンも使用したことはありますが、使い心地と漏れやすさは全く違います
1度朝に入れ替えたら仕事から帰宅するまで一度も交換しなくていい点がなんと言っても気に入っています
私は初めて使用し出して、4回目の生理あたりからコツが掴めてきました
最初のうちはナプキンも利用して、慣れてきたらムーンカップ1つで生理も対処できる様になると思います
旅行をする女性・マリンスポーツが好きな女性・温泉が好きな女性にはとってもオススメです
是非、皆さんの生理との付き合いが少しでも楽になれば嬉しいです
それでは〜!